乾式グルービング工法とは
乾式グルービング(安全溝)工法は、通常の路面切断に使用されている乾式路面切断技術をグルービングに応用することにより、一般道路・高速道路などでスリップ事故を未然に防ぐためのグルービング施工を行う技術です。
乾式グルービング工法の効果
■すべり抵抗性
グルービング施工によるすべり抵抗性
■温度上昇効果
寒冷地域の路面凍結抑制とスリップ防止対策
■走行性の吸収
グルービング施工された道路において、グルービング溝が走行中のタイヤと路面の摩擦音を吸収し、騒音被害を緩和します。
■粉塵の再利用
廃材としての粉塵を代替え品として使用
工法の施工紹介
△特許及び商標登録NETIS 登録番号KT-050056
グルービング(縦型安全溝)
縦型の溝は、カーブ、斜面、横風をうけやすい直線道路、陸橋などに適しています。カーブなどでは、タイヤのグリップ力を高めコーナリング時に操縦を安定化。直線道路では横風への抵抗力をもたせてスリップ事故を防止します。
グルービング(横型安全溝)
横型の溝は走行時にタイヤから伝わる音と振動により、道路では居眠り運転の防止、減速を促す際の警告などに実施。交差点・横断歩道・料金所などの手前に施工した場合、雨天時の濡れた路面で制動距離を短縮することができます。
ケーズル工法(滑り止め工事)
専用のケーズルビットを使用して既設路面を『削る』だけで、簡単にリング状のすべり止め溝があと施工できる新工法です。